© Rotary International/Alyce Henson
2016年6月20日
2016年5月7日(土)・8日(日) 於:大垣フォーラムホテル
平成28年5月7・8日に、ローターアクト卒業式・表彰式及び、第38回地区年次大会を大垣市内にて開催いたしました。
ご来賓として、岡田信春ガバナー、剱田廣喜ガバナーエレクトをはじめ、多くのロータリークラブ関係者の皆様にご出席いただき感謝申し上げます。地区内外のローターアクトを合わせますと、総勢85名により、盛大に執り行うことができました。
年次大会は、「これから話し合おう」をテーマとし、大きな課題となっている会員増強をはじめ、活動内容の充実化、新会員・新クラブへの伝統の継承などについて、情報共有と意見交換を行いました。
基調講演では、2720地区パストガバナー岡村泰岳様に「これからのローターアクターへ」と題し、他地区の活発な会員増強の取り組みを学びました。
2016-17年度は、高柳代表のもと、若いアクターが元気よく活躍されることと思います。今後ともローターアクト活動への益々のご支援、ご理解をよろしくお願いいたします。
2016年6月13日
2016年4月2日(土)10:00~16:00 於:旭化成鈴鹿工場・鈴鹿さくら祭り会場
桜の花がぴったり満開の中開催されました鈴鹿さくら祭り会場にて、私ども国際ロータリー 2630地区、鈴鹿・亀山グループ初めてのロータリーデーを開催致しました。当日は前日からの雨の影響が残り、薄曇りの天気となりましたが、会場には、まさに満開という桜を見ようと、25,000人もの人が訪れられ大変な賑わいとなりました。
私達ロータリーは会場の一角のロータリーデー専用テントで、ポリオ撲滅のパネル展示、ポリオ撲滅募金箱の設置の他、市民の皆様にロータリーの認知度向上PR、ポリオの説明、募金のお願い等を行い、大変意義ある一日となりました。
当日は岡田ガバナーをはじめグループロータリアンの過半数以上の100名のロータリアン、グループ内三高校のインターアクト会員22名、担当教師4名等、多数のロータリー関係者が集まり、リレー式にて会場内至る所で募金活動を行いました。同時にポリオPR入りポケットティッシュ12,000ヶも配布したことで、ロータリーをお宅まで届けて頂けた事と思います。
今回のロータリーデーは、地域の皆様、ロータリー、インターアクトクラブの三つが協力してできた結果であり、素晴らしい事業ができたと思います。皆様には感謝の気持ちでいっぱいでございます、ありがとうございました。
当日のポリオ募金、合計277,756円を参加5クラブよりポリオ・プラスへ寄付致しました。
鈴鹿・亀山グループ・ロータリーデー
ガバナー補佐 中村 薫(鈴鹿RC)
実行委員長 杉野大雄(鈴鹿シティRC)
2016年6月6日
2016年3月25日(金) 於:四日市都ホテル
私共、四日市西ロータリークラブは本年創立45周年を迎えさせて頂きました。
1971年6月25日、21名のチャーターメンバーの方々がロータリー精神を胸に抱き、国内で1079番目のクラブとしてスタートし、現在は60(男性56名、女性4名)の会員となり活動を行っております。
去る、3月25日には創立45周年記念式典・祝賀会を開催し、鈴木三重県知事をはじめご来賓の皆様、岡田ガバナーをはじめとするロータリー関係者の皆様や姉妹クラブの陳会長はじめ台湾新店扶輪社の方々など65名のお客様のご臨席を賜り催すことができました。その席上、13年前から支援交流を続けています、児童養護施設 エスペランス四日市と地元菰野町の、わかば作業所への記念支援事業として、子供たちや所員の方のために、パソコン、施設内機器等を贈呈させて頂きました。
今後も、四日市西ロータリークラブの会員相互が親睦を深めながら、不易流行の正しいロータリアンとしての研鑽を積み、次の50周年を目指してまいりたいと思っております。
2016年5月16日
熊野RC会長 濱田 直美
3学期も終わりに近づいたある日、熊野ロータリークラブに一通のはがきが届きました。そこには、毎年熊野ロータリークラブが新入学児童に送る交通安全ランドセルカバーにまつわる話が記されていました。
今年も、3月22日に熊野市役所にて贈呈式を行いました。熊野市と南牟婁郡の御浜町、紀宝町そして隣接する奈良県下北山村の新入学児童に計280枚の寄贈をいたしました。この度は、全く見ず知らずの元ロータリアンからのお便りに心が癒され、とても幸せな気持ちになりました。熊野ロータリークラブの皆さんに紹介しましたが、2630地区の皆様にも紹介させていただきたく思いまして、ご本人に了解を得ましたので月信に投稿いたします。
「突然お便りする非礼をお許しください。私は2月まで明石ロータリークラブに在籍(法人会員のため異動により後任と交替)していた者です。あるところで貴クラブの名前をお見かけし、心温まる思いをしましたので、お知らせしたく筆をとりました。私はRC活動とは別に神戸市西区の自宅近くで小学生の登校見守りをしていますが、昨年9月から、一人の女児が神戸市西区内の小学校で配布するものとは違うランドセルカバーを付けて登校し始めました。後ろから見ると『熊野ロータリークラブ』と書いてあり、貴クラブが新1年生に贈られたものだと分かりました。その児童は2学期に神戸市立美賀多台小学校へ転校してきたのでしょう。転校しても新一年生となった熊野市の思い出を抱いて一人で登校する姿は小さいながら、しっかりとしていました。しばらくして名前を聞くと「シオザキ」というような返事でした。1年生も終わりとなる時期ですが、まだ一人で登校しています。やがて2年生となり新しい友達と登校できればと期待しています。 蓑田俊輔 明石RC 明石市本町1-1-32 明石商工会館3階」
2016年5月9日
2016年3月22日(火)~24日(木) 於:白馬山麓 白馬岩岳スキー場
「青少年交換学生白馬スキーの集いに参加して」
セシル・ロベ(フランス・大垣西RC)
3月22日~24日に行われた「スキーの集い」に参加しました。
初日はまず松本城へ行き、そのあと、わさび園の見学をしました。お城はたいへん大きくて古く、わさびはすごくきれいな水の中にはえていました。お城もわさびもフランスにはなく、たいへんびっくりしました。
夜はスピーチがありました。今回は、フランスと日本の文化のちがい、特に日本に来て、おどろいたことを発表しました。前回のスピーチより長く話せたと思います。
2日目はスキーをしました。私は4歳の時からスキーをやっていたので、うまくすべれました。夜はビンゴなどのゲームをやったり、カラオケを楽しみました。
3日目はお昼ごろまでスキーをして、それからバスに乗って帰りました。他の地区の交換学生の子と友達になることもできました。たくさんの想い出もでき、非常に楽しかったです。いろいろお手伝いをしてくださった、ロータリーの方や現地の高校生の方たちに心よりお礼を言いたいです。【レポートは日本語で書いてくれました】
「スキー研修レポート」
二クラス・ノリンデル(スウェーデン・伊勢南RC)
3/22(火)
すごく早く起きて、電車に乗って名古屋に留学生の集まりに行きました。その集まりは2630地区のロータリーの人たちと2760地区のロータリーの人たちです。それから一緒にバスの乗り場に行って、バスに乗って白馬まで行きました。途中に松本城に止まって、見学したり、食べたりしました。松本城は感動するぐらいきれいでした。2630地区の留学生たちとそばを食べました。
そのあとまたバスに乗って、白馬に泊まるホテルまで行きました。ロータリーの人のスピーチを聞いたり、おいしいご飯を食べたり、新しい友達と話したりしました。
夜にパフォーマンスをしました。そのパフォーマンスは地区の留学生が例えば、歌を歌ったり、ダンスをしたりしました。僕たちは「アナと雪の女王」の『ありのままの』という曲を歌いました。日本語で歌ってそのあと英語で歌いました。本当に楽しかったです。
3/32(水)
この旅行の間に初めてスキーやスノーボードをする日でした。残念だったけど雪が少なかったです。でも、もちろん楽しかったです。お昼ご飯は山の上にあったレストランで食べました。四時ぐらいにホテルに戻りました。ホテルでダンスを見たり、スピーチを聞いたりしました。そのあとで、バイキングのご飯を食べながらビンゴをしました。夜にカラオケディスコをしました。すごくいい日だと思いました。
3/24(木)
朝から十一時五十分までスノーボードをしました。またその山の上にあったレストランでお昼ご飯を食べました。十一時五十分にホテルに戻って、またスピーチを聞いて、いろいろな写真を撮って、バスに乗って名古屋に帰りました。それからカイル君と名古屋から伊勢市の方までの電車に一緒に乗って帰りました。
この旅行はすごくいい経験になりました。いろいろな友達ができました。本当にありがとうございました。【レポートは日本語で書いてくれました】
「スキー研修」
派遣候補生 幅 はるか(各務原RC)
私は今回のスキー研修で、たくさんの新しい友達ができました。
ついこの間私たちの2630地区の仲間になった、佐野君と森君。二人ともとても積極的な人で、すぐに打ち解け、一日目の夕食の後のPRでも楽しくお話しました。それから、2760地区の仲間たち。私と同じ、フランスへの候補生がいました。共通の話題がロータリーに関することも多く、相談相手ができ、とても励ましになりました。もちろん、ほかの国に行く子達ともすごく仲良くなりました。
一日目の夜、私は大浴場へ行きました。そこでは何人かの先輩に出会いました。アメリカに行った方や、フランスに行った方、様々な経験をしてきたローテックスの方々に勇気づけられました。
私は、今回初めてスキーをしました。初心者のコースには、日本人もいましたが、外国人が多かったと思います。その中には、日本語がそこまで達者でない子もいました。しかし、ジェスチャーなどを交え、「難しいね」、「がんばろう!!」と、お互いに励ましあいながら、コミュニケーションをとっていました。そこでまた、友達が増えました。一緒に転んで、一緒に努力したから生まれた関係だと思います。
そして、二日目のダンスとカラオケのパーティーでは、もっと多くの人と、年齢、国籍、性別など関係なしに楽しみました。一度も話したことのない人とも、手を取り合って、踊りました。とても、とっても楽しかったです。さらに、普段少し控えめなセシルが、「行きたい?」「行こう!!」と何度も声をかけてくれて、うれしかったです。
ほかにも書ききれないほど多くの出会いと、進展がありました。これもすべて私にこんな素晴らしい機会を与えてくださったロータリーの皆様のおかげだと、心から感謝します。本当にありがとうございます。目前に控える、犬山でのバーベキューや、次のオリエンテーションなど、とても楽しみです。私が留学できるとすれば、出発まで残り半年を切っています。カイル、ニック、セシルと一緒にいられるのも2~3か月です。これからの日々を大切に、OUTBOUNDSにとってもいい思い出を作りたいです。
2016年4月18日
2016年1月28日(木) 於:名古屋 電気文化会館
2630地区ロータリー財団学友会による2016年ポリオ撲滅チャリティコンサートを、2016年1月28日(木)名古屋・伏見・電気文化会館で開催いたしました。
国際ロータリー第2630地区のロータリアンの方々のご理解とご支援により、続けてまいりましたポリオ撲滅コンサートも、今回で6回目を迎えました。かつて、一般の観客として来場されていた少女が、今回は学友として演奏家としてコンサートに参加し、学友会の輪が広がっていることをとても嬉しく思いました。
かつて、ロータリー財団の奨学生として貴重な留学の機会をいただき、その経験のなかで、ロータリーの平和のビジョンや人と人との友情・奉仕活動・異文化交流ということの大切さを学びました。しかしそのことに寄与することは、とても難しい。一人では何も出来ない。でも学友会のメンバーが繋がることによって発展的な活動が出来るのではないかと感じたコンサートでした。
2016年4月5日
2016年2月6日(土) 於:シティホテル美濃加茂
可茂ロータリークラブは、2月6日 シティホテル美濃加茂にて30周年式典を行った。
当日は、会員、会員のご夫人を始め、来賓として岡田ガバナー、洲岬ガバナー補佐、剱田ガバナーエレクトはじめ近隣の会長、幹事、遠くは高山ロータリークラブからも多くのご臨席を賜った。式典では来賓祝辞の後、記念事業としてR財団、迫間川清掃(蛍育成)、植樹(森・川・海清流がつなぐ未来の森造成運動)へ資金が贈られ、在籍30年のチャーターメンバーへの感謝状と記念品の贈呈がなされた。
記念講演では、心理カウンセラーとして定評のある鷹野えみ子氏が「地域に顔の見えるロータリーとなる~豊かな人間関係は幸せな貢献~」をテーマに講師を務めて頂き、身近な家族や社員等との円滑な人間関係のつくり方とそれをロータリアンとして地域社会へ拡げていく意義を再確認した。更に、30周年記念DVDを通して多くの先輩ロータリアンの足跡をたどることが、ロータリーの奉仕の理想に、仕事に、人生に真摯に向き合うロータリーの本質を思い返すものとなった。
祝賀会では、八幡おはやしクラブと可茂RC林会員が所属している御嵩イエローの皆様による「郡上おどり」のカタに魅せられ、続いて参加者全員が大きな輪(和)になってこの日のために記念品として配られた豆絞りの手拭いを肩に掛けて郡上おどりを楽しみ、ささやかな手づくりの30周年を盛り上げて頂きました。
これからも可茂ロータリーのメンバーは数多くの先輩方が築き上げたクラブを発展させ社会奉仕・職業奉仕などを通じて地域に顔の見えるロータリーで在り続けます。
2016年3月28日
熊野ロータリークラブ
2016年1月15日(金)~17日(日)
熊野ロータリークラブでは、2015-16年度の事業の一つとして、「フィリピンの子供たちとの野球交流」を第2630地区国際奉仕委員会とタイアップして1月15日から17日にかけてマニラに出向き実施しました。また、国際ロータリー第2630地区 岡田信春ガバナーと、鈴鹿シティクラブの会長と幹事にもご参加いただきました。
昨年度は、先方で足りない道具を取りそろえ持って行ってキャッチボールなどをしてきました。2年目の今年は、野球場を整備するための草刈り機や、野球道具などの購入費用の提供を行いました。そして子供たちと5イニングのミニゲームをして親睦を深めてきました。結果は、10対11で子供たちチームのサヨナラ勝ちで観客もいっしょに大いに盛り上がりました。試合の後には、子供たちの親御さんたちの手による心のこもったフィリピンの地元料理を全員でいただきました。
その後、スポーツ用品店メンバーによる「グローブの修理・メンテナンスの方法の講習会」を行いました。「一流の選手こそ、道具を大切にしていること」を伝え、道具をだいじに扱うことの大切さを子供達や父兄を前に丁寧に説明してきました。初めて見るグローブのワックスがけや修理に、興味津々の子供達でした。そして今回もまた、子供たちの嬉しそうな笑顔が最高のおみやげとなりました。3年目の次年度は、今年の11月にロータリークラブの全国野球大会が熊野市で開催されるのを機に、全国のロータリー野球チームに呼びかけて古くなった道具や使われなくなった道具などを集めて、マニラに送る予定にしています。
2016年3月25日
2016年1月9日(土)~10日(日) 於:加賀瑞山 鼓窯 長島スパーランド
楽しかった初の作陶体験 熊崎佑希
私たちOUTBOUNDの学生4人とINBOUNDの学生3人は今回、三重県にて、陶芸家加賀瑞山先生のもとで作陶体験させていただきました。夏季OUTBOUNDの学生にとっては今回が初の研修であり、とても楽しみにしていました。加賀先生の窯場は見晴らしのよい高台にあり、とても気持ちの良い場所でした。私と華音さん、セシルの3人とはるかさん、かほさん、ニクラス、カイルの4人のグループに分かれて、作陶体験と茶道体験をさせていただきました。私たちのグループは最初に作陶体験をさせていただき、湯呑み茶碗を作りました。加賀先生にひとつひとつ工程を教えていただきながら、まず始めに茶碗の底の部分を丸く成形し、その上にひも状に長細くした粘土をふちにのせてなじませ、それを重ねてだんだん高くしていく、というふうに作っていきました。初めて触る陶芸の粘土は少しやわらかくて冷たくて、小学校の頃に図工で扱った粘土と似た感触がして、少し懐かしい感じがしました。作陶は初めての経験でしたが、わたしはものづくりが好きなので、とても楽しくやらせていただけました。最後までこだわって作ったので、きっといい作品になると思います。作った茶碗には派遣学生全員の名前を刻んでもらい、とても思い出深いものとなりました。出来上がりがとても楽しみです。
作陶体験の後には加賀先生の奥様先生のもとで、茶道の体験をさせていただきました。茶道はすごく難しいものだと思っていたので、少し緊張しました。作法や決まりごとはたくさんありましたが、奥様先生がすごく優しく教えてくださったので、とても楽しく、和やかな雰囲気で体験をさせていただくことができました。奥様先生に淹れていただいたお茶はとても美味しかったです。お茶会に参加できる機会はめったにないことだと思います。このような貴重な体験をさせていただいて、本当に嬉しく思います。
夕方はホテルに移動し、交換学生のみで暫く歓談を交わしました。学校のこと、それぞれの母国のこと、趣味のことなど、英語と日本語とスウェーデン語の交じった会話があちこちで盛り上がりました。朝に会ったときはまだ若干緊張していた私たちも、ここですごく仲良くなれたと思いました。夜は、シャトルバスに乗って、なばなの里に向かいました。なばなの里の今年のイルミネーションのテーマは「アルプスの少女ハイジ」。プロジェクションマッピングで花畑に映し出されたハイジやアルプスの山々の様子が次々と変わっていく演出には思わず息を飲むほどでした。OUTBOUND、INBOUND共に楽しく会話を交わしながら観光できました。私は翌日のスパーランド研修には参加できませんでしたが、一日楽しく過ごさせていただけました。また、オリエンテーション、研修ともに頑張っていきたいです。
2016年3月22日
ガバナーエレクト剱田廣喜
2015年1月17日(日)~23日(土) 於:アメリカ サンディエゴ
去る1月17日から23日まで、サンディエゴの国際協議会でガバナーエレクト研修を受けてまいりました。国際協議会の目的は、(1)ガバナーエレクトを励まし、意欲を起させる(2)会長エレクトが発表したRIのテーマとRIの新プログラムの説明と実施(3)ガバナーがRIの継続中のプログラムと活動を実施する効果的な方法(4)クラブと地区の指導者に情報を伝え、訓練し、意欲を与える実際的技術の提供などです。研修は10回の本会議、8回のセッションがあり、セッションでは、日本のガバナーエレクトは2班に別れRI研修リーダーによる90分間の研修を受けます。時差ボケも重なりかなりハードな研修となりました。
2回目の本会議でジョンF.ジャームRI会長エレクトより2016-2017年度のテーマの発表がありました。ロータリーの創始者ポール・ハリスが、「人生の最大の目的は人類に奉仕すること」と考えていた事に触れ、ロータリーの一員である事はその為の大きな機会だとして、次年度のテーマ「人類に奉仕するロータリーRotary Serving Humanity」を発表されました。そして、ロータリーは世界中でさまざまな奉仕活動に当たっていますがその中でも一番重要なのがポリオ撲滅であり、私達は必ずポリオ撲滅を成し遂げると強調されました。しかし私は、ジョンF.ジャームRI会長エレクトの講演を聴いてもポリオ撲滅に対する意欲が高まる事はありませんでした。
その後、ポリオ撲滅のディスカッションの中で、同期の第2580地区上山昭治ガバナーエレクトから、ポリオ撲滅運動は我が地区東京麹町ロータリークラブの会員山田彝さんから始まった、と言う話がありました。私は、ポリオ撲滅運動が日本人の熱意から始まった事を初めて知り、大きな衝撃を受けると同時に、ポリオ撲滅まで[あと少し]となり、日本人の熱意から始まったポリオ撲滅運動は、日本のロータリアンの力を結集して終結しなければならないと強く思いました。
帰国後早速、山田彝(ツネ)さん、峰英ニさんの思い出集『想い出草』を上山ガバナーエレクトより送っていただきました。そこには、麹町ロータリークラブの会員であった故山田彝さん、故峰英ニさんのお二人は、早くからポリオの惨状に深い関心を寄せ、南インドでポリオに苦しむ子供達にポリオワクチンの供与を2回に亘り実施され、その状況をつぶさに報告されました。この報告がポリオ撲滅運動提唱の原動力となり、東京の2地区を通じ国際ロータリーのポリオプラス撲滅運動に発展致しました、と書かれてあります。第2630地区の皆様にも是非、ロータリー文庫『想い出草』、『ロータリークラブに入ってよかった!」[戸田孝著]を読んでいただき、ポリオ撲滅の知識を深めてポリオ撲滅への御尽力を戴きたいと思います。